ゴー宣DOJO

BLOGブログ
泉美木蘭
2015.4.5 15:00

理作さん、


理作さん、
小林先生がブログに書かれておられましたけれど、
すこしの酒量で効率良く酔えるという、
とても羨ましい体質に変わられたようです。
きっと、ダイエットのためにかなり節制して、
酒量も減らされてきた、その影響なのでしょうね。

理作さん、
わかります、社会への怒りがついヒートアップして、
その炎が、アルコールに引火して、
声のボリュームも上がってしまうのですよね。
なおかつ、書き物をたくさん抱えておられると、
話したいことを話せるチャンスに、思いっきり、
話したくなってしまうのかもしれないですね。

理作さん、
お話しを伺っていると、いつも、どんな話題でも、
ご自分に非常に正直でいらっしゃる方だなあと
感じるとともに、あらゆる問題に鋭く切り込まれるので、
ハッとさせられ、勉強になっています。

理作さん、
「ささやき女将」という有名な話法があります。
こそこそと耳元でささやいても、すかさず全員が注目する、
耳をすましてでも聞きたくなる、不思議な話法です。

理作さん、
以前、風邪で声の出なくなった笹さんとの
打ち合わせを覚えていらっしゃいますか?
あのとき、笹さんがお話しになる内容を、
師範方全員が、じっと耳をすませて聞きました。

理作さん、
きっと、ゴー宣道場は、どんな小さな声でも、
どんな弱った声でも、たとえ声なき声でも、
良き議論と公論形成のために、真剣に
聞き取ろうとする方の集まりなのだと思います。

理作さん、
わたしは、大衆居酒屋だってよいのです。
むしろそのほうがざっくばらんに話せるかもしれません。

でも、理作さん、
『小林よしのり』が、大衆居酒屋で天下国家を語る姿は、
日本にとってあまり良いことでないように、思うんです…。
「ああ、ついに、よしりんもあきらめて管を巻いてるのか…」
と勘違いされかねません。

だから、理作さん、
もう少しだけ、声のトーンを落としてお話しになられると、
さらにお声が届きやすくなるでしょうし、
全体にとっても、良い未来につながるのかなーと、おもいます。


泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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